家事代行倶楽部には4つの特徴があります。家事お手伝いサービスの「リセットお掃除」。おかずの素作り置きサービスの「おかずの素」。シニアいきいきお片づけサービスの「シニアの自立支援」。そして、社員のモチベーション向上につながる「フリーハンド制度」。かゆいところに手がとどくサービスをご紹介します。
シニアの自立した暮らしをサポート
シニアいきいきお片づけサービスの自立支援
高齢化がすすむ日本において、シニアの皆さんが健康で自立した生活を送ることは、社会全体の課題です。統計によると、介護を受ける必要があっても、最期まで住み慣れた自宅で過ごしたいと願う人がおおいようです。出来るだけ長く自立した生活を送るためにも、住まいの環境をととのえることは重要です。シニアいきいきお片づけサービスは、お片づけ(整理収納)の効果をとおして住環境を改善し、シニアの皆さんがいきいきとその人らしい生活を送れるようサポートします。
お片づけ(整理収納)のテクニック

1.効率のよい動線の確保
2.モノの定位置を決める
モノを戻す場所が決まれば、散らかりにくくなります。定位置が守られると、探しモノやストレスがなくなります。
3.ラベリング(目印)
モノの定位置がだれでもわかるようにラベルを貼ります。文字やイラストで、使うヒトがわかりやすいようにします。
4.グルーピング(まとめる)
いつも一緒に使うモノをグループとして定位置にまとめて置きます。「出す・戻す」が楽に出来るようになります。
5.清潔を保つ
掃除がしにくい住まいは、健康な暮らしの妨げになるので、掃除のしやすさを考えた収納をこころがけます。

シニアのからだの状態にあわせた配慮
1.筋力の衰えや関節の痛みへの配慮
□水平動線を短く
□垂直動線が本人の状態にあっている
□出し入れのアクション数を少なく
□痛みや不自由をともなう動作の確認(かがむ、腕を上げる、立ち上がり)
□無理のない施設への工夫

2.ふらつきへの配慮
□椅子やテーブルの安全性
□つかまる家具の置き方(動線上の家具)
□キャスター付家具・軽い家具の位置
□突っ張り家具・棚の位置
□角が尖っている家具のケガ防止
3.視覚の変化への配慮
□見やすい色
□適切な明るさ(採光・照明)
□ラベルの文字は見やすい大きさ
□ラベルの紙と文字色のコントラスト
□好きな色・柄・色合わせ
4.記憶力への配慮
□探しモノになりやすいモノはわかりやすく目立つ定位置を決める
□使う場所の近くに定位置
□使うヒトの言葉でラベリング
□中身が見える収納
□半透明の引出し
□出し並べ(よく使うモノ)
5.転倒を防止する工夫
□動線上を延長コードが横切っていない
□カーペート・マットはすべり止めで固定し、端がめくれていない
□ベッド(布団)周辺にモノを床置きしていない
□玄関・廊下などに床置きのモノはない
□床置きされた新聞や雑誌はない
□手すりをモノ掛けにしていない
□見えにくい小さな段差への対策(蓄光テープ、カラーテープの活用)
□高い場所によく使うモノを置いていない
6.その他
□トイレまでの動線を短く安全に
□使う場所に使うモノ(紙おむつ・着替え)
□汚れモノの洗濯場所の整備
□掃除のしやすさ
□収納用品の衛生面の性能(ダニ、ほこり、湿気などの侵入を防ぐ)
お片づけの目的はシニアの自立した暮らし
1.自分らしい暮らしの追求


2.ご本人の意向を尊重する
シニアの皆さんをサポートする時、ご本人の考え方や価値観を尊重することがなにより大切。「これをやったらきっと喜ばれるだろう」といったサポートする側の独りよがりな思い込みは、サービスが目指す目的とかけ離れています。まずはご本人の暮らしの全体像をとらえ、長い人生経験やこれまでの生活習慣を尊重すること。

実際のお片づけでは、お客さまのニーズを十分理解したうえで、ご本人の意向に添って作業を進めます。時には、思い入れのあるモノのエピソードなど、じっくり聴かせていただくこともあります。

3.能力を活かす(介護予防・自立支援)
シニアの皆さんのサポートにおいて、ご本人のからだやこころの特徴を把握し、過剰な介護はひかえ、能力(できること)を活かすことが大切です。体力や気力に応じた適切な範囲で、「能力を活かす=できることに目を向ける」ことによって、ご本人の意欲や前向きな気持ちを生み出し、日常生活の活性化につながります。

シニアの皆さんが使いやすい調理器具やおそうじ道具、日常生活における便利グッズなど、定期的に試用会を行って情報を集めています。また、福祉用具のレンタルについてアドバイスも出来ます。
